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一途な想いを貫く強さ

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一途な想いを貫く強さ

一途な想いを貫く強さ

2026/03/05

先日観劇した「曽根崎心中物語」から

感じたことを。

 

曽根崎心中をもとに

構成と演出を変えて再構成された

「曽根崎心中物語」

 

物語の中心にあったのは、
お初と徳兵衛の一途な想いでした。

 

若い二人の恋、と言ってしまえばそれまでですが、
舞台の上で描かれていたのは、
もっと切実で、真剣な“覚悟”のようなものでした。

 

裏切りに遭い、
追い詰められ、
行き場を失う。

 

それでもなお、
お互いを想う気持ちは揺るがない。

 

私は舞台を観ながら、
「一途である」
ということの強さを感じていました。

 

一途であることは、
時に危うくもあります。

 

周囲が見えなくなることもあるし、
合理的とは言えない選択をすることもある。

 

けれど、
何かを貫くということは、
それだけで尊い。

 

今の時代、
私たちは選択肢にあふれています。

 

嫌なら変えられる。
合わなければ離れられる。
もっと良いものを探せる。

 

それは自由で、
とてもありがたいことです。

 

でも同時に、
何かを“貫く”機会は
少なくなっているのかもしれません。

 

お初と徳兵衛の想いは、
永遠を求めるものでした。

 

心中という形が正しいかどうかは別として、
あそこまで真っ直ぐに
「あなたしかいない」と言える強さ。

 

私はそこに胸を打たれました。

 

断捨離は、
モノを減らすことではありません。

 

本当に大切なものを選び取ること。

選び取ったものを、
大切にし続けること。

 

あれもこれも持つのではなく、
これ、と決める。

 

一途であるということは、
ある意味で“引き算”なのかもしれません。

 

私は、何を貫いているのだろう。

 

そして、
何を大切にし続けているのだろう。

 

舞台を観ながら、
そんな問いが心に残りました。

 

しがらみから解き放たれるために

二人が選んだ道だとすれば

今に生きる私たちなら、

もっとできることはあるのではないか

そんな風にも思いました。

 

お芝居は、いろんなことを

私に問いかけてくるようです。

 

 

 

 

曽根崎心中物語のパンフレットと飴

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