自分の軸で選ぶことは勇気のいることだった
2026/03/06
久しぶりにやらかしました。
買物の失敗です。
「どうせ必要だから」
「お得だから」
そう思って買い物をしてしまうこと、ありませんか?
私は今週、着物の買い物で
それをやってしまいました。
着付けの教室の企画で、
特別講座で着物の作家さんの話を聞き
コーディネイトをするという講座
素敵な染めの着物があったので
合わせてみました。
着物は反物で見ているだけでは
自分に合うかどうかわからないので
試着は必須です。
先生も一緒に選んでくださったので
素敵なコーディネイトになりました。
でもその時は、
「どうしても欲しい」
という感じではありませんでした。
今後、着付けのお稽古で必要になる
色無地の着物の色を探すことに。
濃いめの色無地は持ってなかったので
濃紺に博多帯がとても素敵な
組み合わせでした。
色無地は必要だから購入しようかなと
思っていたところで
作家さんが素敵なオファーを
してくださいました。
作家さんの着物と帯を購入すれば
・正絹の色無地
・博多帯
・帯締め
・帯揚げ
これが全部セットになるという
とてもお得な提案をいただいたのです。
その場では
「お得だし」
「いずれ必要になるし」
そう思って、購入することにしました。
結構なお値段ですが、
いずれは必要だから、
あれば着るだろうと思って
購入を決めたのです。
でも帰宅してから
気持ちが落ち着くにつれて
違和感が大きくなっていきました。
気持ちが上がらないのです。
「本当にこれで良かったのかな…」
そんな疑問が
じわじわと湧いてきました。
本当に欲しいものを買うときは
「早く使いたい」
「早く着たい」
そんなふうに気持ちが自然と上がります。
でも今回の買い物は違いました。
「とりあえず」
「どうせ必要だから」
「お得だから」
そんな理由ばかりだったのです。
それは”せっかく”先生が勧めてくれた
という他人軸だったから。
きっと使うだろうという
モノ軸だったから。
時間軸も、今じゃない。
買えない金額ではありません。
でも
この金額を出す価値が
本当にあるのだろうか。
そう考え始めると
気持ちがだんだん
静かになっていきました。
購入するのはやめようと思って
今日、買物をクーリングオフしました。
お店に電話をすると、
店長は「何かありましたか?」
と聞いてくださいましたが、
「その時の勢いで買ってしまった感がありまして…
申し訳ありません」
と謝罪をしたところ、
「大丈夫ですよ」と、
快くキャンセルの方法について
教えてくださいました。
お店に行って
キャンセルの手続きを完了
ここ3日ほどのモヤモヤは
スッキリと晴れました。
今までなら
なんとなく使っていたと思います。
自分の買物の失敗を誤魔化すかのように。
でも今回は
「違う」と思った気持ちを
見て見ぬふりにしたくありませんでした。
自分の身の丈に合ったモノを取り入れる
そういう気持ちは大切にしたいと
思ったのです。
私にとって「身の丈に合うもの」とは
値段の問題ではなく
着ていて心地よくて
自分を少し美しく見せてくれるもの。
そして、
「また着たい」と思えるもの。
そんな着物なのだと思います。
そして、
そんなものだけを
厳選していきたいと思っています。
そしてもう一つ思ったことがあります。
自分の軸で選ぶというのは
ほんの少し勇気がいることなのだと。
でもその勇気のおかげで
自分にとって本当に心地よいものを
選んでいけるのかもしれません。
失敗も後悔も含めて、ね。
お茶を一服いただきました。
お菓子は「寒椿」
羽二重がふわふわです。
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