歌舞伎を観て美意識を磨く
2026/03/07
今日は、南座の曽根崎心中物語を
ダンシャリアンの皆様と観劇しました。
題して「歌舞伎を観て美意識を磨こうの会」
私は着物で出かけました。
お席がバラけてしまいましたが、
花道横のお席できっと間近で
美しい役者さんたちを拝見されたことと思います。
お一人は、舞妓さんのお隣の席。
それぞれがお芝居の世界に没頭できて
楽しんでいただけたならとても嬉しいです。
第2部のトークで
中村壱太郎さんと尾上右近さんが
こんなことをおっしゃっていました。
映画「国宝」の影響もあり
初めて歌舞伎を観る方が増えているようです。
「ぜひ今日は
ご自身の“推し”を見つけて帰ってください」と。
主役でなくても
「この役者さん気になる」
という方がいるはず。
推しができると
歌舞伎はもっと楽しくなります。
私はお玉ちゃん役の翫政さん、
丁稚長蔵役の吉太朗さんがツボでした。
今日は一日3回公演。
同じ演目を午前、午後、夜と3回。
1日3回公演というのは演目、出演者が
違うものなら聞いたことがありますが
出演者、演目が同じで3回というのは
見たことがありません。
今日、3回公演の3回目を観ましたが
お初と徳兵衛の親密感が半端なかった。
熱々すぎる。
他の人の気持ちが入る隙がない感じでした。
若さゆえの恋なのでしょう。
お初の主体性の強さにも驚きます。
江戸時代にそんな女性像が
書ける作者もすごいです。
観れば観るほど面白くなる作品です。
上演中、私はこっそりメモを取っていました。
するとお隣の方に
「ライターさんですか?」
と聞かれてしまいました。
イヤホンガイドの解説を
忘れないようにメモしていただけなんです。
お初の帯のことや
お囃子の名前、
「寂滅為楽」という言葉など。
暗闇の中で書くので
文字はぐちゃぐちゃですが。
帰ってからいろいろと調べるのが
面白くて。
「曽根崎心中」といえば
心に残るのが道行の義太夫の言葉です。
この世のなごり 夜もなごり
死にに行く身をたとふれば
あだしが原の道の霜
一足ずつに消えて行く
夢の夢こそ哀れなれ
あれ数ふれば暁の
七つの時が六つ鳴りて
残る一つが今生の
鐘の響きの聞きをさめ
寂滅為楽と響くなり
素敵な響きの言葉です。
また歌舞伎の会を開催します。
歌舞伎で「美しさ」を感じる機会になれば
と思っております。
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オフィス空(義永直巳)
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