足し算の経営から引き算の経営へ
2026/05/31
「仕事は断らずに受けるもの」
「できることは全部やった方がいい」
そんな足し算の考え方が、
実は会社を苦しくしていることがあります。
金曜日から栃木へ出かけていました。
目的地は三森製作所。
私の職場の事例も掲載していただいている
「職場の断捨離」の事例として
掲載されている栃木の町工場です。
三森製作所さんの事例を
書籍やYouTubeで拝見して
ぜひ、実際に行ってお話を伺いたいと
思っていたのです。
三森製作所さんの断捨離を担当されていた
他のダンシャリアンさんも一緒に。
緑に囲まれた自然豊かな中に
その工場はありました。
そして、工場とは思えないオシャレな外観。
通されたところは、社員食堂でした。
ここが社員食堂?!
と思うような、
吹き抜けの素敵な空間でした。
その社員食堂で、社長の妹であり
総務担当をされている三森優奈さんの
お話を伺いました。
優奈さんの、お話を聞くと
その行動力が素晴らしかったです。
実践の力がこれほど変化をもたらすのかと
驚くばかり。
社員さんたち一人一人を
きちんと見ておられ
どうすれば、断捨離が進んでいくか
ということを考えながら、
トレーナーと二人三脚で
やってこられたのだと知りました。
断捨離をしていく中で、
工場の環境が変わっただけでなく
社員さんたちの心の持ち方も変わり
経営陣の考え方も変わっていったと。
足し算経営から引き算の経営へと
舵を切っていった過程で気づいたのは
足し算の思考の奥には
「恐れ」や「不安」があったのだ
とおっしゃいます。
モノを手放していく中で、
自分たちがやりたいことが何か
楽しくできる仕事は何か
と考えるようになったと。
どんな仕事でも引き受けるのではなく
本当にワクワクするかどうかで
仕事を選ぶようになっていったと
おっしゃいます。
すると、ワクワクするような仕事が
入ってくるようになったのだと。
断捨離は、
モノを選んでいくことで
選ばれる自分になっていく
と言いますが、
会社も同じ。
モノを選んでいくことで
選ばれる会社になってきたのだと
おっしゃっていました。
優奈さんのお話を伺いながら、
私はふと思いました。
私たちはつい、
仕事を増やす。
予定を増やす。
モノを増やす。
資格を増やす。
人脈を増やす。
そんな足し算を繰り返します。
でも、その奥には
「断ったら仕事がなくなるかもしれない」
「持っていないと困るかもしれない」
「今のままでは足りないかもしれない」
という恐れが潜んでいることがあります。
けれど、
本当に必要なのは
足すことではなく、
何を残し、
何を手放すのかを選ぶこと。
三森製作所さんが
選ばれる会社になっていったように、
私たちもまた、
自分にとって大切なものを選び続けることで、
選ばれる人生へと
歩んでいけるのだと思います。
そんなことを感じた
栃木での3日間でした。
栃木では、たくさんの出会いに恵まれ
楽しい時間を過ごさせていただきました。
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オフィス空(義永直巳)
京都府京都市中京区油屋町89
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京都から発信する職場の環境を大切に考える法人の形
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