雨の日のお出かけ
2026/04/26
今日は午後から、大阪松竹座へ。
御名残四月大歌舞伎の千穐楽でした。
最近、歌舞伎を観に行くときは、
着物で出かけることにしています。
ただ、今日は夕方から雨予報。
足元が濡れることを思うと、
帰りは雨か…
と思いながら、
どの着物を着ていくか
迷っていました。
以前の私なら、
迷わず洋服を選んでいたと思います。
でも今日は、
「多少濡れても、着物で行こう」
そう思いました。
それは、きっと、
手間や不便さよりも、
その時間をどう過ごしたいかの方が
大切になってきたから。
せっかくの千穐楽。
千穐楽の気分で纏うものを決めたい。
そんな気持ちだったのだと思います。
松竹座に着くと、
着物姿の方が多くいらっしゃいました。
花道横の三列目。
役者さんがすぐ横で立ち止まり、
息遣いまで感じられる距離。
五条橋という演目では
弁慶の長刀が花道からはみ出し、
前の席の方が思わず
身体ごと避けていました。
(気持ちはわかります)
お席も花道に近くて
その臨場感に、
芝居の世界に引き込まれていました。
夜の部は2回目ですが、
舞台は生ものですから
前に観たのと同じ演目でも
全然違いました。
役者さんたちのその時、その場の気持ちと
お客さんの気持ちが合わさって
舞台ができあがるのだと感じました。
帰りは、やはり雨。
足元は少し濡れましたが、
それ以上に満たされた気持ちの方が大きくて。
多少の不便さは、
もう気にならないのです。
楽な方よりも
自分の気持ちが満たされる方を
選ぶようになっていました。
お芝居の世界に没頭できる時間。
それもまた、私にとっての至福の時間。
五月で松竹座が閉館することに
名残惜しさを感じながら帰路につきました。
五月も複数回松竹座に通います。
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オフィス空(義永直巳)
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