便利グッズが増えるほど失うもの
2026/04/22
先日、実家のキッチンの断捨離を
していた時も思ったのですが、
世の中に蔓延する
「便利さを求める気持ち」
って、ほんとうに生活を豊かに
しているのだろうかと。
実家のキッチンには、
便利グッズや、時短グッズが結構ありました。
もう何年も使ってないと思われるものも。
一方で、包丁を研ぐ砥石と
簡単に包丁を研げる包丁研ぎ器が
共存しています。
同じ目的のための道具が
何種類もあるのです。
どちらか一つではなく
”あれもこれも”
便利グッズや調理用具は
「温泉卵を作るため」
「ゆで卵を作るため」
鍋でええやん
と思うのですが、
そのためのモノがありました。
こんなふうに揃えていたら
いくら場所があっても足りないだろう
と思うと同時に、
こういう便利グッズって、
「考える機会」を
少しずつ減らしているのかもしれない
と思いました。
本来なら、
どうすればうまくできるか
どうすれば効率よくできるか
そんなふうに工夫するところを、
道具に任せてしまう。
その積み重ねが、
自分で考える力や、
暮らしを工夫する力を
少しずつ手放すことに
つながっているのかもしれません。
便利さや手軽さは、
確かに助けになるもの。
でもその一方で、
「考えなくてもいい状態」に
慣れてしまうことの方が
少し怖いなと感じました。
断捨離は、
モノと自分との関係性を問い直し
選んでいくこと。
モノを減らすことだけでなく、
「どう生きたいか」を
選び直すことでもあります。
便利だから持つのか。
それとも、
自分で考え、工夫しながら
暮らすことを選ぶのか。
そのどちらを選ぶかで、
日々の感じ方は
大きく変わっていくのかもしれません。
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オフィス空(義永直巳)
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