美しさは細部に宿る
2026/05/22
昨日も、お茶のお稽古でした。
一昨日に続いて、連日のお稽古です。
同じお茶室でも、
集まる人が違うと空気が変わる。
それもまた、お稽古の面白さだなと思います。
昨日は雨が激しく降っていたので、
珍しく着物ではなく洋服で出かけました。
いつもと少し勝手が違い、
そんな小さなことでも
気持ちが変わるものだなと感じます。
お茶のお稽古では、
自分がお点前をするだけではなく、
他の方のお点前を拝見することも
大きな学びになります。
昨日、先生が繰り返し伝えられていたのは、
身体の使い方でした。
帛紗の構え方。
柄杓を持つ手の位置。
上から持つか、下から持つか
ほんの少しの違いです。
けれど、その“ほんの少し”で
見え方がまったく変わるのです。
先生の所作は、
本当に美しい。
無駄がなく、自然で、やわらかい。
「微差は大差」という言葉がありますが、
こういうことなのかもしれないと思いました。
お茶は、
ただ抹茶を点てればいいだけなら、
もっと簡単にできます。
お茶碗に抹茶を入れて、
お湯を注いで混ぜれば完成です。
それでも、一つ一つの動作を丁寧に行い、
カタを大切にする。
そうして点てられたお茶は、
やはり美味しく感じるのです。
美味しさというのは、
味だけではなく、
そこに至る所作や空気感も含めて
生まれるものなのかもしれません。
お茶のお稽古は、
大切なことを思い出させてくれる
贅沢なひとときです。
美しさは細部に宿る
そんなことを感じさせてくれました。
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