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立場が変わると、人は初心者になる

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立場が変わると、人は初心者になる

立場が変わると、人は初心者になる

2026/06/17

「生児現成」

(”しょうにげんじょう”と読むそうです)

 

子どもが生まれて初めて人は親になる。

 

そんなことは当たり前

って思うかもしれませんが、

含蓄のある言葉だなと思うのです。


最近、この言葉を思い出していました。

 

振り返ってみると、

私は何度も一年生になってきました。

 

仕事を始めた時は、社会人一年目。

”新人”です。

 

先輩から教えてもらうことはもちろん、

クライアントさんから教えられることが

多かったのを思い出します。

 

保健師とはいえ、

1年目は自分ができることは知れています。

 

保健師という看板を背負っていても

クライアントさんには

「保健師がなんぼものんや」

というような感じであしらわれ、

専門職であっても人生のキャリアは

相手の方が相当上ということは

よくありました。

 

そこから、人の生活を学び、

健康という切り口で対等に

話ができるようになっていきました。

 

私が相手と共に生きる

というのを学んだのは

その頃からでした。

 

 

スタッフからリーダーになり、

初めて部下という人ができた時には

その部下にリーダーという立場を教えられました。

 

リーダー1年目はうまくいかないことばかり。

 

その職場での経験が20年以上であっても

リーダーという役割は1年目なのです。

 

部下の話を聞き、

部下から教えてもらうことが

多かったように思います。

 

同じ職種でも一人一人、

人間性は違いますから

私ならこうするというのは通じません。

 

私が管理職になった時、

仕事の内容は熟知していて

リーダーとしての経験も積んでいたけれど

また一からのスタートでした。

 

管理職は、リーダーの延長線上ではないと

思っていたからです。

 

職場という仕事の場で

私は何度も一からのスタートを経験し

その度に、周りの職員や関係者の方から

教えてもらい、

少しずつ経験を重ねて

成長してきたのだと思います。

 

組織が大きくなると、

視点も変えていかなければなりません。

 

私が最初に管理職を任された職場は

30人弱のこじんまりしたところでしたが、

3年目の職場は100人以上の職員を抱える

大きな組織でした。

 

私の仕事の中心は、

仕事の進め方そのものよりも

職場のメンバー一人一人に目を配り

組織をどのように運営していくか

ということでした。

 

そして、職場を退職して新しく始めた仕事は

個人事業主という

今までのお勤めとは全く違う立ち位置。

また、一からのスタートでした。

 

スタートを切って早2年。

でも、まだ2年です。

まだ2歳児の幼児です。

 

立場が変わると、
人は初心者になります。

 

その時、
「わかっているつもり」でいるのか、
「まだ学ぶことがある」と思うのか。

 

その違いが、
人を成長させるのかもしれません。

 

私もまだまだ初心者。
そう思って学び続けたいと思います。

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オフィス空(義永直巳)
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