手に馴染みすぎて捨てられない
2026/03/27
長く使っていて
手に馴染みすぎて
手放せないモノはありませんか?
昨日、突然、家の鍵が壊れました。
23年間、毎日使ってきた鍵です。
壊れたのはカバーの部分だけで
差し込む鍵としては
問題なく使えます。
だから
そのまま使い続けていました。
でも、ボロボロになった鍵を使うと
どこか後ろめたさを感じるのです。
「もうそろそろ勘弁してほしい」
そんなふうに
鍵が訴えているようにも思えました。
それでも手放せないのは
あまりにも手に馴染んでいるから。
毎日使ってきたものは
いつの間にか
自分の身体の一部のような存在になります。
でも
馴染んでいることと
今の自分に合っていることは
違うのかもしれません。
プラスチックの鍵カバーが
劣化してボロボロと壊れていくので
鍵カバーを取り除いてみました。
露わになった鍵本体を見て
ここまで働いてくれたんだから
この鍵は予備にしようと
ようやく踏ん切りがつきました。
新しい鍵は
まだざらざらしていて
少し違和感があります。
でも、これもまた
使っていくうちに角が取れて
手に馴染んでいくのでしょう。
モノにも
役目があります。
役目を終えたものを
使い続けるのではなく
感謝して手放すこと。
それが
次の流れを生み出すのだと思います。
春は
手放しと始まりの季節。
新しいものを
迎え入れる準備をする
そんなタイミングなのかもしれません。
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オフィス空(義永直巳)
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