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同じ場所でも見え方が変わる

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同じ場所でも見え方が変わる

同じ場所でも見え方が変わる

2026/05/04

 

今日は朝から、大阪松竹座へ。

 

今月末で閉館となる松竹座


ここで歌舞伎を観るのも、

今月で最後かと思うと、
なんとも言えない気持ちになります。

 

今日は御名残五月大歌舞伎の

昼の部を観劇しました。

 

この劇場には、
たくさんの思い出があります。

 

特に、お正月の歌舞伎公演。

初春歌舞伎公演として上演されていました。

 

いつ頃からか、毎年のように
両親を誘って観に来ていました。

 

あの頃の私は、
今ほど歌舞伎に詳しかったわけではなく、

 

どちらかというと、
両親が喜んでくれることが嬉しくて、
一緒に来ていたように思います。

 

中でも印象に残っているのが、
26年前のお正月公演。

 

とても良い席で観ることができて、
父も母も、
とても感動していました。

 

本当は、大切なことを伝えたかった

あの日、

お席が良すぎて

観劇後、一緒にお茶を飲んだのに

その大切なことを

なかなか言い出せなかった…

 

席を立ちかけたときに

ようやく話を切り出せたっけ。

 

その時の光景が、
今日、ふと蘇ってきました。

 

あの頃は、
歌舞伎そのものを

深く理解していたわけではないけれど、

 

今は、
好きな役者さんもできて、


演目や時代背景なども

少しずつわかるようになり、

自分自身が楽しんで観ている。

 

同じ場所に来ているのに、
見ている世界が違うのですね。

 

場所は同じでも、
自分が変わると見え方が変わるもの
そんな感じがしています。

 

舞台は生もの。

 

その一瞬に、
すべてを込めて演じられている。

 

その熱量が、
今日はひときわ強く感じられました。

 

松竹座という場所がなくなっても、
ここで過ごした時間や、
両親と一緒に観た記憶は、
きっと自分の中に残り続けるのだと思います。

 

過去と今が重なるような、
そんな時間でした。

 

 

緞帳の柄

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