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着物の中にある余白

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着物の中にある余白

着物の中にある余白

2026/07/07

 

着物屋さんで担当してくれている方が

異動になるというので

ご挨拶に行ってきました。

 

そこの着物屋さんで購入した着物と帯を

身につけていくと

店員さんがとても喜んでくれます。

 

そして

綺麗に着てくださって嬉しい

と喜んでくれます。

 

着付けを習っていて良かった

と思う瞬間です。

 

 

着付けを習うまでは、
着物そのものにはあまり興味が

ありませんでした。

 

ところが、
一枚の着物ができるまでに
どれほど多くの人の手が

かかっているのかを知り、


「何でもいい」

とは思えなくなったのです。

 

そんな大変な作業をしているということを

知らずに、私は着物を着ていました。

 

先日、着物屋さんで出会ったお店の方と

仕事の話をしていました。

 

「断捨離のトレーナーをやっているんです。

 断捨離ってご存知ですか?

 断捨離って要らないものを

 削ぎ落として選んでいくことなんです」

そんな話をしていると、

 

「こちらの着物の作家さんと

 感性が会うかもしれませんね」

と言われました。

 

どういうことかと聞くと

 

着物に柄をたくさん

入れることもできる。

 

でも、その作家さんは、
あえて入れないのだそうです。

 

「空間を大切にしている人なんです。」

 

その一言を聞いたとき、
私は思わず
「断捨離と同じですね」
と言ってました。

 

柄をたくさん入れたくなるところを

少し物足りないくらいの柄で抑える。

 

その代わり、

地模様がしっかり入っている。

地模様は遠目では見えにくいけれど

近くで見ると見事です。

 

こういう着物に魅せられます。

 

よくみるととても手の込んだ

作業をしているけれど

言わなければわからない

そんな着物が好きです。

 

私は、柄の多い着物よりも、
少し物足りないくらいの着物に
心を惹かれます。

 

足りないように見えて、
実はそこに美しさがある。

余白を大切にする。

 

それは断捨離で

私が学び実践してきたことと
同じこと。

 

「余白に美しさを感じる。」

その言葉を聞いて、


私が惹かれる理由が
少し分かったような気がしました。

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