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好きなものが手放せない

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好きなものが手放せない

好きなものが手放せない

2026/07/21

子どもの頃から

本が好きでした。

 

私が子どもの頃は、

今のようにたくさんの娯楽が

なかったように思います。

 

本を読んで過ごすか、

海へ行って遊ぶか、

山に登って遊ぶか。

 

本の世界に入り込むか、

外へ出て自然と戯れるか。

 

そんな子どもでした。

 

まだ自分で文字が読めなかった頃は、

寝る前に母が本を読んでくれました。

 

自分で文字が読めるようになった時は

嬉しくて、

 

それから、

たくさんの本を読むようになりました。

 

乱読だったので、

何を読んだのか、

内容はほとんど覚えていないのですが……

 

もしかしたら私は、

物語だけではなく、

 

紙と文字そのものが

好きだったのかもしれません。

 

今でも、

デジタルで読むより

紙で読む方が好きです。

 

本はもちろん、

写真集のようなビジュアルのものも好き。

 

歌舞伎を観に行けば

番附は必ず買って、

 

家に帰ってからも

隅から隅まで何度も読みます。

 

一度読み終わった本も、

本棚に置いてあります。

 

毎日読むわけでもありません。

 

「モノへの執着はありますか?」

 

と聞かれたら、

 

間違いなく「本」と答えます。

 

そんな話をすると

クライアントさんから

トレーナーさんでも手放せないモノが

あるんですか?

と聞かれます。

 

もちろんあります。

手放せない執着もあります。

 

でも、

それでいいと思っています。

 

本棚に並んでいる本を眺めていると

落ち着くんです。

 

そこにあるだけでいい。

 

そんなモノがあってもいいのかな

と思っています。

 

そこにいてくれるだけでいい

というのは、

私の本に対する気持ち。

 

ほとんど、モノを人のように

見立てているみたいです。

 

ただ、量が多すぎると
今度は空間を圧迫して
心地よさが損なわれてしまいます。

 

好きだから、何でも持っておく。
使わないから、何でも手放す。

 

そのどちらでもなく、

 

自分にとっての心地よい量を
見極めながら、
好きなモノを愛でる。

 

それもまた、
モノとの心地よい関係なのだと思います。

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オフィス空(義永直巳)
京都府京都市中京区油屋町89
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